2026.09.28
- 著作を語る
- 2026.09.28
<武藤所長 著作を語る>
第89作『認知症者の転倒予防とリスクマネジメント<第3版>』 日本医事新報社、 2017年

・監修:日本転倒予防学会
・編集:武藤芳照、原田 敦、鈴木みずえ
・仕様:B5判、420頁、2色刷り
・ISBNコード:978-4-7849-6179-5
・発刊日:2017年10月10日
・出版社:日本医事新報社
本書の初版が発刊されたのは2011(平成23)年8月28日、東日本大震災(3月11日)の年であった。そして第2版は、2014(平成26)年10月10日の「転倒予防の日」に発刊され、第3版の本書は2017(平成29)年の同日。わずか7年の間に第3版までを数えるほど、認知症者の転倒が国内外の大きく重要な学術的・社会的課題となってきたことを示している。また、そのような迅速で精力的なチームワークの集中的な制作作業が実現できたのは、日本転倒予防学会のネットワークの広がりと強さを証明しているようにも思う。
序文には、「さらに学術・研究の統合を踏まえた内容をめざし、身体治療を受ける認知症者や、地域包括ケアシステムにおける認知症者を主体とした転倒予防など、さらなる医療とケアの研究と実践に貢献できることを願っています」と記載された。
Q&A方式主体の構成は、初版、第2版を踏襲し、78個の質問(初版では44の質問、第2版では65の質問)に対する回答を、それぞれの専門家が解説している。執筆者は実に合計87名を数え、日本転倒予防学会の運営理念である多職種連携(ムトウ派)の理念が生かされている。
まさしく具体的実践の積み重ねの結実と言える書籍となった。
執筆者:武藤芳照
(東京健康リハビリテーション総合研究所 所長 / 東京大学名誉教授 / 医学博士)
詳しいプロフィール
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