＜武藤所長　著作を語る＞

第68作『健康のために水を飲もう～水分不足が引き起こす悲劇を防ぐために』水道産業新聞社　2010年

著　者：武藤 芳照
発　行：水道産業新聞社
サイズ：B６版、162頁
発行所：水道産業新聞s
発　刊：2009年8月31日

　厚生労働省水道課（現在は、国土交通省と環境省が担当省）が推進する社会キャンぺーンの「健康のため水を飲もう推進委員会」（事務局：水道産業新聞社）の委員長を務めていた時期に、制作した。丁度、東京大学大学院教育学研究科の研究科長・学部長の立場にある時期で、なかなかその執筆・編集作業に集中できなかったが、水道産業新聞社の担当編集者が精力的に対応してくれて、何とか出版にこぎつけた。
　「本書では、水分不足による重大事故の悲劇をなくすことを主な目的とし、その立場から『健康のため水を飲もう』という訴えを貫いている」（「はじめに」より）。

　その内容は、下記の通り。

第１章 水分不足が引き起こす悲劇
第２章 健康のため水を飲もう推進運動
第３章 もっと水のことを知ろう
第４章 水の文化
第５章 水の資料集

「あとがき」には、次のように記した。

「本書により、水そして健康の大切さが、さらに一人ひとりの心の中にまさしく水が沁みわたるように願っている。・・・・・・机上にコップ一杯の水を置きつつ」　

執筆者：武藤芳照
（東京健康リハビリテーション総合研究所 所長 / 東京大学名誉教授 / 医学博士）
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