2021年から2024年にかけて、武藤芳照所長が監修や編集・執筆をした書籍をご案内します。
2024年9月20日発刊
『転倒予防のプロが教える正しい杖の使い方』
(新興医学出版社)
【監修】日本転倒予防学会
【編集】武藤芳照 / 浅見豊子 / 黒柳律雄 / 内田泰彦 / 高杉紳一郎 / 上内哲男
この本はこれまでほとんど刊行されたことがない、「杖の正しい使い方」を示した書籍です。杖の種類ごとに備わっている機能・効果、持ち方・合わせ方、さらには運動器や脳・神経に関する疾患ごとに、どのような杖をどう使用すればいいのかなどまるごと1冊、医療的な杖の使用に役立つ知識にあふれています。歩行の補助具として幅広く活用されている一方で誤った使用による痛みの発生や、転倒事故なども起きているなか正しく杖を使ってもらうためにも、ぜひ本書を役立ててください。
2024年7月15日発刊
『理学療法士のための学校における運動器疾患・障害予防教育マニュアル 認定スクールトレーナーの活動の手引き』(南江堂)
【監修】公益財団法人 運動器の健康・日本協会
【協力】公益社団法人 日本理学療法士協会
【編集】武藤芳照/内尾祐司/稲垣克記/高橋敏明/吉井智晴/大工谷新一
『運動器の健康・日本協会による新たな認定資格「スクールトレーナー」(ScT)制度のもと、理学療法士が学校保健の一翼を担って運動器の健康増進と疾患・障害の予防活動に携わるための手引書。医師、教職員、保護者や部活動指導者等と連携して教育・啓発・実技指導に取り組むノウハウを解説する。学校という場や子どもに特徴的な健康課題への対応例を解説し、先行するモデル事例を豊富に紹介。教育現場の実情や制度面なども理解して、ScTとして活動するために必要な実践知が詰まった一冊。
2023年5月25日発刊
『フローチャート整形外科漢方薬 西洋医学にプラスするだけ』(新興医学出版社)
【監修】武藤芳照
【著】新見正則(オックスフォード大学医学博士、新見正則医院院長、日本スポーツ協会公認スポーツドクター)
Dr.Tこと、冨澤英明(東京蒲田病院整形外科部長)
『本書は,一連の「モダン・カンポウ」シリーズの整形外科編として企画・制作されました.西洋医学の外科医として長年の国内外の臨床経験と学術研究の実践を有し,「モダン・カンポウ」の提唱者・実践家である新見医師の理論体系を基盤に,関西および都内の第一線の整形外科医として豊かな臨床経験を有し,今も数多くの手術を手がけているベテランの冨澤医師が協働で構成・執筆した書です.お2人の患者さんへの温かなまなざしと明朗闊達なお人柄が重なって,まさしく「情理を尽くす」医学書として生み出されました.』(「監修の言葉」より)
2023年4月20日発刊
『高年齢労働者のための転倒・転落事故防止マニュアル』(新興医学出版社)
【監修】日本転倒予防学会
【編集】武藤芳照 / 萩野 浩 / 三上容司 / 竹下克志
小売業・社会福祉施設といった、従来労働災害の少なかった分野でも、高年齢労働者が占める割合が高まるにつれて労働災害が増加し、対応が急務となっています。本書では、医療従事者、労働安全研究者、社労士、弁護士などが現況ならびに事故予防に向け何ができるかを示していて、人事労務担当者には必見の一冊です。
2023年3月16日発刊
【監修】日本転倒予防学会
【編著】武藤芳照 / 鈴木みずえ / 萩野 浩 / 大高洋平
日本転倒予防学会による公式テキストが、臨床現場で役立つ実践的な内容を加えてアップデートされ大改訂されました。転倒予防に関わる分野・領域の医療・保健・福祉・介護・教育・スポーツ・建築・工学・法律等、多岐にわたる専門職や機関を読者対象に、その実態と現状を提示しつつ、対策・展望を示し、それぞれの今後の職務や活動に資することを目的に構成されています。
無料の電子版が付属しています(シリアルコードの登録で全ページ閲覧可)。
2022年10月10日発刊
【著】武藤 芳照
新聞「夕刊フジ」の連載コラム『Dr.ムトーの「転ばぬ教室」』(2022年6月〜8月計20本)を基盤に、「老化は足から」の意味、正しい歩き方のポイント、転びやすい歩き方、足体操(長寿健脚体操)の方法と注意などを、豊富なイラストともに、見やすくわかりやすく解説しています。
持ち運びしやすいサイズと厚さです。
この本ついてのコラム:武藤博士の転倒予防面白ゼミナール
#56『「長生き足体操」で転倒予防』
2022年2月22日発刊
【監修】:武藤 芳照
【編著】:鈴木 紅、溝尾 朗、江夏 亜希子、藤井 大輔
生命の源、健康の源と言われる水。医療に携わる人々が水と健康との関わりをやさしく、ふかく、そしておもしろく描き出した1冊。水を通じて一人ひとりの健康でより充実した社会生活に役立つ〝面白医学ゼミナール〟
2022年1月5日発刊
『頭痛外来ガイド エキスパート解説&専門医も驚くトリビア 便利なセルフチェック付』(新興医学出版社)
【著】丹羽 潔(東京頭痛クリニック理事長)
武藤 芳照
「頭が痛いんです」と訴える患者にどんな診断をしますか?
鎮痛薬を出して終わり? MRIを撮る? 頭痛診断は意外に難しいものです。
本書ではまちがいやすい脳静脈洞血栓症や巨細胞性動脈炎等の診断法を簡単レクチャー。さらにコロナワクチン接種後頭痛から、片頭痛予防薬CGRP製剤や最新治療ニューロモジュレーションまで頭痛トピックスを徹底解説。赤ワインが誘発する意外な頭痛、夏目雅子からピカソまでが苦しんだ頭痛トリビアは診療の息抜きに。
2021年6月1日発刊
『スポーツ医学を志す君たちへ』(南江堂)
【著】武藤 芳照
水泳日本チームドクター、日本整形外科スポーツ医学会会長等を歴任した著者が、スポーツ医・スポーツトレーナーを目指す若手に語るスポーツ医学の入門書。水泳をはじめ武道・舞台芸術をも含むスポーツ障害・外傷・事故の予防から、子どもの発達と運動の関係,超高齢社会におけるスポーツ医学の応用としての転倒予防・介護予防、スポーツ・コンプライアンスまで、スポーツ医学の多面的な内容を解説する著者45年間の実践の集大成。
この本ついてのコラム:武藤博士の転倒予防面白ゼミナール
#15 『スポーツ医学と転倒予防教室』
2021年3月10日発刊
【監修】日本転倒予防学会
【著】饗場 郁子/鮫島 直之/武藤 芳照
パーキンソン病、脳卒中後遺症、特発性正常圧水頭症、進行性核上性麻痺などの神経疾患と転倒というきわめて難しい課題について「多職種で・楽しく・多面的」(三つの「た」)な観点と実践的な技法と知恵を解説しています。
『あの人も転んだ この人も転んだ ―転倒噺と予防川柳―』(三恵社)
【監修】日本転倒予防学会
【著】武藤 芳照
ツタンカーメン、源頼朝、小林一茶をはじめとする歴史の中の偉人・著名人から、若尾文子、志位和夫、美川憲一など現代に活躍する人物に至るまでの、転倒・転落事例を医学的に解説しています。また、日本転倒予防学会が募集した「転倒予防川柳」の傑作の中から、それぞれの川柳に込められた転ばぬ先の知恵を、やさしく、ふかく、おもしろく解き明かします。
この本ついてのコラム:武藤博士の転倒予防面白ゼミナール
#10『あの人も転んだ この人も転んだ』
【監修】武藤 芳照
【編集】高山 かおる・杉原 鼓・渡邉 洋
爪に関わる基礎知識から、日常的な爪切りの正しい方法、間違った危険な方法、よくある爪の病気や障害、爪ケアの仕方、転倒との関連、爪にまつわるコラム等、皮膚科医、整形外科医、看護師の3者による編集・構成でまとめあげた爪の医学百科です。