<武藤所長 著作を語る>

第87作『日本転倒予防学会認定 転倒予防指導士公式テキストQ&A 新興医学出版社, 2017年

・監修:日本転倒予防学会
・編著:武藤芳照、奥泉宏康北湯口純
・発行:新興医学出版社
・仕様:B5判144頁
・発刊:2017年7月31日
・ISBN:9784880027739

 

  

 

 「日本転倒予防学会の主要事業は、第1に転倒予防にかかわる研究活動の推進です。第2は転倒予防教育・啓発活動です。とりわけ研究会時代より後者の事業を意図的に重視し、実績・工夫を積み上げてきました。『転倒予防指導士』(登録商標)の人材育成は、その教育・社会啓発事業の中核をなすものです。」(序文より)。
 本書は、それまでの「転倒予防指導士講習会」の実績と創意工夫・指導内容をテキストの形式で組み上げ、実践的なQ&Aの方式で構成・編集したものです。学会の目指す人材育成事業の中核をなす教科書の位置づけであり、学会の歴史の1頁を為す成果物です。
 「講義1:転倒予防の基本理念と展望」から「講義15:フレイルと転倒」に至る15題目の講義を主体にして、巻末資料には、「認定試験過去問チャレンジ」や関連統計、運動プログラム、おススメ書籍、規則と手引きを掲載してあり、転倒予防指導士をめざす方々ばかりではなく、医療・福祉・健康分野に関わる専門家たちにも役立つ知識・情報が効率よく学べる書籍としてあります。
 丁度、2026年7月18日(土)・19日(日)に、都内の芝浦工業大学豊洲キャンパスで、「転倒予防指導士養成講座」が開催されました。超高齢社会がますます進展する日本の高齢者の健康づくりや介護予防事業に、転倒予防指導士が大いに活躍することを希望しています。


執筆者:武藤芳照
(東京健康リハビリテーション総合研究所 所長 / 東京大学名誉教授 / 医学博士)
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