2024.09.25
- 著作を語る
- 2024.02.28
<武藤所長 著作を語る>
第61作『スポーツ傷害のリハビリテーション』金原出版、2008年
・編集:山下敏彦(札幌医科大学教授)
・・・・武藤芳照(東京大学大学院教授)
・発行:金原出版
・発刊:2008年7月1日
・サイズ:B5版、360p
・ISBN :9784307251402
東京大学教育学部身体教育学研究室にスポーツ医学の研修で、約10年間在籍していた札幌医大整形外科学教室の太田美穂(現・福島美穂)医師(現・fクリニックさっぽろ副院長)からの仲介で、編集に参画することになった書籍。同大の山下敏彦教授(現・同大学理事長・学長)が、企画制作をしているが、諸般の事情でやや難航しているので、協力してほしいとの申し出があり、金原出版社の担当・鈴木素子氏も交えて、札幌市内で編集委員会を開催した。
「スポーツ傷害のリハビリテーション」という課題について、整形外科医と理学療法士が円滑な連携協力をしつつ、科学的な根拠に基づいて、確実な方法と内容で各傷害のリハビリテーションが実践されることを目標に、目次・構成、執筆者の検討がなされ、下記のような内容を固めて具体的な制作作業に入ったもの。
- スポーツ傷害とリハビリテーション
- アスレティックリハビリテーションの基本とその科学的基礎
- 腰のスポーツ傷害
- 膝のスポーツ傷害
- 下腿・足部のスポーツ傷害
- 肩のスポーツ傷害
- 肘・手のスポーツ傷害
- 巻末資料、コラム
幸いに、制作に苦心した分、売れ行きは好調で、2012年に第2刷り、2014年に第3刷り発行となり、各地のリハビリテーション関係の学校等でも活用されているようだ。
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