<武藤所長 著作を語る>

第60作『腰痛の運動・生活ガイド - 運動療法と日常生活動作の手引き-(第4版)日本医事新報社、2007年

・編集:菊地臣一、武藤芳照、伊藤晴夫
・発行:日本医事新報社
・発刊:2007年3月1日
・サイズ:B5版、135p
・ISBN :9784784960965

 

 

 

 初版の発刊が1998年4月15日、第2版が2000年2月10日、第3版が2001年12月5日、そして2004年と6年の間に4版に至ることができたのは、内容の実践性と読みやすさ、現場で役立つ解説とイラスト、写真によるところが大きい。

 「本書の改訂に当たっては、このような腰痛に対する新たな概念に基づきタイトルも『変形性脊椎症・腰痛の運動・生活ガイド』から『腰痛の運動・生活ガイド』に改め、日常生活や仕事上の注意、あるいは身の回りの腰痛に関する疑問に答えるように、その内容を構成してみました。このような考え方からみた腰痛の治療の組み立ては、まず治療する側の視点を「病気」から「病人」へと転換することです。すなわち、「どんな治療をするか」ではなく「誰を治療するか」です。次に、患者さんの状態や経過によっては心理・社会的な関与因子の評価や対策が求められます。最後に、患者さんが治療方針の決定や治療にかかわる「主体的な医療」の実践です。こうすることによって、腰痛の予防や治療に大きな成果が得られることが期待できます。」(第4版 はしがきより)

 合計35の腰痛に関するQ(疑問)に対する解答に加えて、巻末には「資料1 水中運動・水泳の実施上の注意」「資料2 腰痛体操」を加え、下記のコラムも面白くつづられている。


武藤芳照
(東京健康リハビリテーション総合研究所 所長 / 東京大学名誉教授 / 医学博士)
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