<武藤所長 著作を語る>

#24『スキーの医学』南江堂 1995年


・編集:石井清一、菅原 誠、武藤芳照
・発刊:1995年11月1日
・発行:南江堂
・サイズ:26cm
・ページ数:303
・ISBN:978-4524209941

 

 

 

 

 1995年11月に徳島市で開催された日本臨床スポーツ医学会学術集会(会長:井形高明徳島大学整形外科学教授)の折、夕刻に学会に参加していた札幌医大整形外科学教室石井清一教授松田整形外科病院の菅原誠院長をはじめ、同教室のスポーツ医学に関わる皆さんと会食をして親交を深めた。
 スポーツ医学に関する話題は多岐にわたり、徐々に熱を帯び、ついには「スキーの医学の本を作ろう!」とまでになり、大いに盛り上がった。「歴史は夜作られる」の言葉通り、この夜、新たなスポーツ医学の書籍の企画が決まった。
 それ以降、種々調整し、(株)南江堂からの発刊が決まり、下記の目次・構成を担当する各執筆者を確定した。

 第1部 スキーの科学的基礎
 第2部 スキーの医学的基礎
 第3部 スキーに伴う外傷・障害
 第4部 スキーに伴う疾病
 第5部 障害・疾病をもつ児・者のスキーに対する医学的注意
 第6部 スキー事故予防のための安全対策
 第7部 スキーヤーのためのテーピング、装具、服装(保護具)
 付 録 A.スキー関係団体・組織・機関一覧
     B.スキー診療所一覧
     C.スキー外傷・事故統計資料
     D.スキー指導員養成カリキュラム

 「執筆者は総勢65名で、基礎医学者、各科の臨床医は言うに及ばず、運動生理学者、バイオメカニクス研究者、理学療法士、それに法律家、スキー指導者、スキーパトローラーなど多彩である」(石井清一「序文」より)。
 本書の刊行を計画してから、わずか1年で発刊に至ったことは、医学書出版としては実に異例のことであり、編集・執筆・制作に関わったすべての人々の気持ちが一つになって雪山の頂からスキーで共に滑降するような壮大な共同作業であった。

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