Dr.ムトーのショート・コラム

 

♯08『新たなステージの幕開け~日本舞台医学会始動~』


 6月15日(土)に、第10回日本舞台医学会学術集会~学会発足記念大会~が、札幌医大(会長:寺本篤史整形外科学教授)で開催された。2014年から、私と山下敏彦札幌医大整形外科学教授(現・同大理事長・学長)が研究会の設立を構想して、札幌医大・奈良医大(田中康仁教授)・東京医大(山本謙吾教授)の3大学の整形外科学教室が持ち回りで計9回の研究会を主管し、2023年10月に一般社団法人として学会化したもの。

 一日、講堂の同じ会場で参加者(144名)が集い、色々な発表や意見を伺い、質問も活発にされていた。とりわけ若手の女性医師や理学療法士らの姿が目立ち、合間には積極的に交流していたのが印象的で、新たな時代の息吹を感じた。翌日の北海道新聞には、寺本会長とチームナックス(NACS)森崎博之代表との対談の写真入りの大きな記事が掲載された。

 バイオリンやピアノ、バレエなどの経験を持つ参加者も多く、これまでのスポーツ医学が自身の様々なスポーツ経験を基盤として発展してきた歴史とよく似ているように感ずるとともに、こうした機会と場を、多くの人々が長く待ち望んでいたことを再認識した。

 舞台芸術と医学との融合による、新たな時代の幕開けであった。会長招宴の折の挨拶では、「て・ら・も・と」に、今後のこの学会への希望を込めた。第2幕は、奈良医大の主管(小川宗宏会長)で、2025年3月8日に、奈良市で。

 

<6月27日(木)追記>
日本舞台医学会のホームページに、当日の模様を伝えるレポートが掲載されました。

学会情報

 


執筆者:武藤芳照
(東京健康リハビリテーション総合研究所 所長 / 東京大学名誉教授 / 医学博士)
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