<武藤所長 著作を語る>

第84作『転倒予防白書2016』 日本医事新報社, 2016年

#84 転倒予防白書 2016

・監修:日本転倒予防学会
・編集:武藤芳照、鈴木みずえ、原田 敦
・サイズ: B5判276ページ
・発行: 日本医事新報社
・ISBN: 978-4784961689
・発売日: 2016年10月10日

 

  

 

 

 

 「2014年に日本転倒予防学会が創設されました。この『転倒予防白書2016』は、日本転倒予防学会が中心となり、そこで活躍している多領域の専門家がエビデンスを凝縮し、最新の知見・情報・データを収集・整理し、今後の転倒予防の動向や方向性を示そうと編集されたものです・・・<中略>・・・もともと、「白書」とは、英国政府の報告書が白い表紙をつけてwhite paperと呼ばれていたことから、政府の発行する様々な各分野の現状分析と将来政策を述べる報告書にその名が付されています。本書に「白書」と名付けたのは、日本転倒予防学会が転倒予防にかかわる現状分析と将来展望を定期的に行って発行しようという意欲を表現しています・・・」

<以上、本書「序文」より引用>

 その構成・内容は、下記の通りである。

.転倒に関わる最新の統計 
2~25.日本転倒予防学会学術集会の動向に始まり、学会誌・学術研究・転倒骨折・ソフト・ロボット技術・工学技術開発・転倒予防指導士・推奨品・医薬品・リスクアセスメント・ビタミンD・杖・認知症・多職種アプローチ・地域包括システム・地域研究会・二次骨折予防・世界の動き・フレイル等の老年疾患との関連・法律面・雑誌図書等の動向について、各分野の専門家が概説している。

巻末資料:日本転倒予防学会の組織情報や睡眠薬と転倒に関する新たな知見も掲載されている。

 本書発刊以後、2019年に第2版、2023年に第3版が発刊されることになるが、記念すべき最初の白書として、年月が経てば経つほど価値が高まると期待される。

 


執筆者:武藤芳照
(東京健康リハビリテーション総合研究所 所長 / 東京大学名誉教授 / 医学博士)
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