2024.09.25
- 著作を語る
- 2022.01.19
<武藤所長 著作を語る>
第34作『疲労骨折- スポーツに伴う疲労骨折の原因、診断、治療、予防 -』文光堂 1998年
・編集:武藤芳照
・発行:文光堂
・発刊:1998年10月1日
・サイズ:A5判・197P
・ISBN : 978-4830651311
本書は、筆者が整形外科医となってから研究を継続してきた疲労骨折について、平成8(1996)年、9(1997)年度文部省科学研究費補助金(基盤A1)「スポーツ活動に伴う疲労骨折の発生要因と予防に関する研究」(研究代表者/武藤芳照)の研究成果物として編集・発刊したものです。
札幌医大(石井清一教授)、弘前大学(原田征行教授)、名古屋大学(岩田久教授)、徳島大学(井形高明教授)、宮崎医大(田島直也教授〈当時〉)との総合研究体制による2年間に及ぶ疲労骨折の実態、原因、診断、利用、予防等に関する臨床研究の結果を分析、整理すると共に、それまでの国内外の重要な知見を収集・整理して単行本として取りまとめました。
コンパクトな作りではありますが、中身の濃い、本格的な疲労骨折に関する成書として、『スポーツと疲労骨折』(南江堂、1990年)と共に、現在に至るまで活用されていると自負しています。
〔目次・構成〕
第1章 緒言
第2章 疲労骨折の歴史
第3章 スポーツに伴う疲労骨折の実態
第4章 疲労骨折の病理と発生メカニズムの基礎
第5章 疲労骨折の診断
第6章 疲労骨折の治療
第7章 子どものスポーツに伴う疲労骨折
第8章 一流選手のスポーツに伴う疲労骨折(実態、診断、治療、予防)
第9章 女性のスポーツに伴う疲労骨折(実態、診断、治療、予防)
第10章 中高年者の疲労骨折
第11章 スポーツに伴う疲労骨折の社会心理学的要因
第12章 疲労骨折の予防
第13章 巻末資料
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