超高齢社会となった我が国において、高齢者の転倒・転落に伴う外傷・障害・重大事故の予防は、社会における解決すべき喫緊の課題の一つとされています。
 転倒予防のためには、内的要因への対応と外的要因への対応の双方が必要です。本研究所では、転倒予防の教育・普及・啓発の活動を、日本転倒予防学会や連携研究機関等とも緊密に協働しつつ、継続してきました。今般、両者の観点を融合させた新たな転倒予防グッズの開発や従前のグッズの改良のために、多職種連携で率直な意見・情報・経験を交流し合い、より質の高いハードとソフトを創発することに結びつけ、この領域の学術研究の発展と社会の健康づくり、新たな事業の展開に貢献する目的で本研究会を企画致しました。

 好評裡に終了した第1回(2021年11月15日開催)に引き続き、第2回を下記内容で開催いたします。

[日 時] 2022年11月11日(金)13時~18時(終了しました)
[場 所] 学士会館202号室(東京都千代田区神田錦町3-28 電話:03-3292-5936)
[主 催] 一般社団法人 東京健康リハビリテーション総合研究所
[協 力] 一般社団法人 日本転倒予防学会公益財団法人 身体教育医学研究所島根県雲南市立身体教育医学研究所うんなん
[世話人] 武藤 芳照 (東京健康リハビリテーション総合研究所 所長/東京大学名誉教授)
大高 洋平 (藤田医科大学医学部リハビリテーション医学Ⅰ講座 教授)
[参加費] お一人様 5,500円(税込)

*新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防対策を徹底して、会場にて対面方式で行います。

プログラム

演題(発表順・11月1日更新)

1)  シルエット見守りセンサ キング通信工業 株式会社
2) 疾患別の様々な杖 浅見 豊子 佐賀大学医学部附属病院 リハビリテーション科診療教授)
3)  寄り添いロボットの開発と応用 サンヨーホームズ 株式会社
4) トッパン安全床 凸版印刷株式会社 環境デザイン事業部研究開発部
5) 設置型リフトで転倒予防と自立支援 株式会社モリトー
6) PH転びにくいシューズ
オオサキメディカル株式会社
7) 衝撃緩和型薄畳 MIGUSA CARE 積水成型工業 株式会社
8) 「シェアスロープ」の開発と普及 池田 君江
NPO法人ココロのバリアフリー計画 代表理事)
9) 転倒原因となる(おかしな?)決まり 中谷 俊治
(一級建築士、中谷俊治ステューディオ代表)
10) 神経疾患患者の転倒予防に必要な環境整備とは?
〜現状と課題〜 
饗場 郁子
独立行政法人国立病院機構 東名古屋病院 脳神経内科 臨床研究部長)
11) 学会推奨品制度の説明,現行推奨品制度の紹介 山本 創太,森田 光生
一般社団法人日本転倒予防学会・事業委員会

演題などのプログラムの詳細は、内容が決定し次第、このサイトで発表します。

※ 前回の模様は、こちらのレポートをご確認ください。

・第1回 転倒予防グッズ開発研究会 レポート

※ 演題募集中:併せて、当日の演題を募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。(演題募集は終了しました)

その他

1)展示:会場後方には、関連する資料の展示や、パンフレットの設置ができるテーブルをご用意しています。
2)日本転倒予防学会認定「転倒予防指導士」の資格更新のための単位として、1単位が認定されます。

 

参加申し込みについて

1)参加資格

特に資格要件は問いません。転倒予防のハード・ソフト開発研究に関心のある方(大学生・高校生等も可)。

2)申し込み方法

①下記の申し込みフォームに必要事項を入力してお申し込みください。

■第2回 転倒予防グッズ研究会 申し込みフォーム

②FAXでお申し込みの際は、下記より所定用紙をダウンロードしてお申し込みください。

■第2回 転倒予防グッズ研究会 FAX申込書

3)参加費のお振込先

お申し込み受理後、メールまたはFAX等でご案内いたします。参加費のお振込みをもって、 お申込みの完了となります。

 

お問合せ

一般社団法人東京健康リハビリテーション総合研究所
「転倒予防グッズ開発研究会」係
〒113-0033 東京都文京区本郷7-2-12 スカラグリジア1001号
TEL:03-6801-5301 / FAX:03-3816-1139
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